基板実装・OEM受託センター.COMが手掛けるプリント基板 VA・VE事例をご紹介
このお客様は、納期短縮を目的に基板実装・OEM受託センター.com(安曇川電子工業)にお問い合わせいただきました。
作業員が間接作業に充てる時間が増えています。一日の労働時間が限られるため、必然的に生産業務に充てる時間が減り、その分の納期が延びている状況です。
基板実装・OEM受託センター.com(安曇川電子工業)は、作業員が行っている間接作業を、何に、何分かかっているのか、数値データを収集、整理し、特性要因図(フィッシュボーンチャート)を用いて問題点の見える化を図りました。
その結果、品質管理表の記入に時間がかかっていることがわかりました。記入に時間がかかる原因は、(1)手書き、(2)文字数や記入箇所が多い、(3)1日に複数枚書く必要があるためです。
納期短縮を妨げる要因が、品質管理表の記入にあり、かつ品質管理表の記入に時間がかかる原因がわかったため、基板実装・OEM受託センター.comは、管理表の改善を提案しました。
文字数や記入箇所が多い項目は、コピー&ペーストができるようテンプレートを設け、それでも記入が必要な箇所は、チェックマーク項目を設けたり、複数から選択できるようにしたり、手書きが極力少なくなるように改善しました。
改善により、作業毎に1日に複数枚書く必要があった管理表に割く時間が短縮され、また記入間違いが減り、作業全体にかかる時間を短縮させることができました。結果、お客さまがご要望された納期短縮も実現しました。
間接作業に充てる時間が増えていることは、感覚的にわかっていました。ただ、それをどう見える化、改善すればよいのか、その道筋が立てられない状況でした。
特性要因図(フィッシュボーンチャート)を用いて問題点の見える化を図っていただき、製造現場にも理由が、数値データを用いて説明しやすく、品質管理表の改善にスムーズにつながりました。
課題を見つけて、解決するまでの道筋の立て方は、ぜひ社内で共有したいと思います。ありがとうございます。
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