基板実装・OEM受託センター.COMが手掛けるプリント基板 VA・VE事例をご紹介
このお客様は、プログラム書き込みの見える化（可視化）、それに伴う品質改善を目的に、基板実装・OEM受託センター.com（安曇川電子工業）にお問い合わせいただきました。
課題の製品はプログラムを、基板実装後の電子チップに書き込みます。最終検査までプログラムが正常に書き込まれているか確認しておらず、また、プログラムの書き込み有無を製品の外見上では判断できませんでした。
そのため、プログラムが書き込まれていない製品が最終検査で見つかった場合、さかのぼる工程が増え、納期の遅延につながる恐れがありました。
基板実装・OEM受託センター.com（安曇川電子工業）は、プログラム書き込みの見える化（可視化）に着目しました。プログラムの書き込みを終えた製品には、QRコードを併載したシリアルコードを貼り、自社開発の専用ソフトで管理する仕組みを提案しました。
また、シリアルコードに併載したQRコードを検査の前に読み取り、基板とシリアルコードを紐づけました。この改善により、各ロット内で検査エラーや書き込み漏れを発見した際、同ロットの、他の基板が正常に検査できていたか、書き込み漏れがないかを管理ソフトで瞬時に確認できるようにしました。検査ログは指定PCに自動送信、同期されます。
リードタイムは、検査直前にシリアルコードを貼り、QRコードを読み取るだけなので、ほとんど変わりません。リードタイムを変えずにお客さまの希望通り、プログラム書き込みの見える化（可視化）、それに伴う品質改善が実現できました。
改善提案を提示して頂き感謝しております。検査ログを確認出来る仕組みが出来た事でトレーサビリティ体制がとれた事は大変ありがたく、信頼して任せられます。またリードタイムを延ばさずに品質を向上して頂けたことは大変ありがたく思います。
詳しく聞きたい方はお問い合わせください。
担当者から御社に最適なご提案をさせていただきます。
