基板実装・OEM受託センター.COMが手掛けるプリント基板 VA・VE事例をご紹介
今回発生した問題は、新しく表面実装から組み立てまでをご依頼頂いた製品の検査工程時に起きた問題となります。
内容は、基板に使用するセンサー部品が反応せず、修正が必要になりました。
1度だけならあまり問題は無いのですが、同ロット内に複数動作しない部品が見つかり、修正にかなり時間がかかってしまい、納期が大幅に延びてしまう可能性がでてきてしまいました。
お客様に問題を共有させて頂いたところ、納期が大幅に延びるのは非常に困るので対策をお願いしたいとのことでした。
基板実装・OEM受託センター.comは、原因の究明に取り組みました。
センサー部品の発注元に確認したところ、このセンサー部品は今回の製品用に新しく製作し始めた物で、品質の安定にまだ不安が残っているのですが、改良できるまではその部品を使用して頂きたいとのことでした。
特に問題になる部分がセンサーに使用しているカメラが繊細で、発注元の検査で正常に動いていても発送後に正常に動かなくなる場合があるとのことでした。
そこで基板実装・OEM受託センター.comでは、現状では問題を完全に解決することは難しいと判断し、問題点を少しでも軽度にする対策をとることを提案致しました。
対策方法は、新しく治具を作成し、センサー部品を実装前に動作テストする事で確実に不良を早期に発見する方法を提案しました。
この対策により、組立後に修正を行うというムダが無くなるので、納期が大幅に伸びてしまうという問題を解決することはできました。
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問題をすぐに共有して頂き大変ありがたく思います。
完全に解決することが出来なかったのは残念ですが、軽度に抑える対策をすぐにご提案頂き非常に感謝しております。
詳しく聞きたい方はお問い合わせください。
担当者から御社に最適なご提案をさせていただきます。