基板実装・OEM受託センター.COMが手掛けるプリント基板 VA・VE事例をご紹介
今回頂いたご相談は、共同で試作しているお客様からのご相談でした。
ご相談内容は、エイジング検査の際、現在の検査方法では検査が通りづらく、品質を安定させることができず、
再検査が必要になり作業時間もかかってしまうので改善案を頂きたいとの事でした。
基板実装・OEM受託センター.comは原因を調査致しました。
検査が通らない原因として、治具に繋ぐ際、基板1枚につき4本あるハーネスの内、2本を電源用に通電させる為にワニ口に挟み、残りの2本は逆に通電させないように分ける必要がありました。
この工程を5枚の基板を1つにまとめて行っていた為、治具に接触していないケーブルがでたり、脱着の際ハーネスの被覆が外れてしまうことがあり品質が安定せず、作業時間もかかっていました。
そこで基板実装・OEM受託センター.comでは治具を再作成しました。
新しく作成した治具では、複数の基板を1つにまとめる必要がなく、各基板のハーネスを決められたバネに挟むだけで通電用と非通電用に分けることができ、脱着も簡単に行うことができます。
これにより検査漏れや被覆の外れが無くなり、品質の安定化を実現、脱着にかかる時間も減り作業の効率化にも繋がりました。
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品質の安定化だけでなく作業効率の見直しまで実施して頂き
大変感謝しております。
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