プリント基板の開発・実装から装置の製作・OEMまで一貫対応！ | VA・VE提案事例

このお客様は、試作品の基板実装を目的に基板実装・OEM受託センター.com（安曇川電子工業）にお問い合わせいただきました。

試作品に実装するICチップのリードを、お客様が所望される長さと形状に一つひとつ加工する必要がありました。

リードの長さや形状を当初は手作業で調節していましたが、その場合、作業者の負担増加とともにリードの長さや形状に個体差が発生し、さらに後工程の基板への実装、はんだ付けの品質確保にも影響が出る恐れがありました。

そこで基板実装・OEM受託センター（安曇川電子）では、ICチップのリードをお客様の所望の形状に、作業者の力を問わず曲げて、均一の長さにカットができる治具をご提案しました。

リードの曲げからカットまで、ICチップを治具に一旦取り付ければ外す必要がないよう、作業者の工数を減らす工夫を凝らしました。加工数が少なければ、 1秒、2秒のムダは気になりませんが、加工数が多くなるにつれて、そのムダな時間はリードタイムを左右します。

専用治具の導入によって加工時間の短縮、加工品質の均一化とともに、ひいては基板を組み込んだ製品の品質向上にもつながりました。