基板実装・OEM受託センター.COMが手掛けるプリント基板 VA・VE事例をご紹介
このお客様は、製品品質の安定化を目的に、基板実装・OEM受託センター.com(安曇川電子工業)にお問い合わせいただきました。製品にはBGA(ball grid array)パッケージが使用されています。
※ BGA は、下記ブログで紹介しています。
半導体パッケージ「BGA(ボールグリッドアレイ)」の基礎知識まとめ | 安曇川電子工業
BGA(ボールグリッドアレイ)はリードがありません。その点がほかのICチップと異なり、チップ裏面には、はんだボールが付いています。
製品品質が不安定になる原因は、実装時に発生するBGAの浮きです。BGAは特性上、浮きが発生していても接触面の確認が難しいため、周辺にボンドを塗布して確実に実装します。
これが製品品質を安定化させるコツです。一方でボンドの塗布作業は細かく、手作業で行うとボンドがあふれたり、塗布忘れの箇所がでてきたりと品質にバラツキが発生します。
そこで基板実装・OEM受託センター.com(安曇川電子工業)は、自動ボンド塗布機の使用を提案しました。製品に応じたプログラムを組むことで、作業員のスキルや経験を問わず、BGA周辺に確実にボンドを塗れ、製品品質の安定につながりました。
製品品質が不安定になる原因の究明とともに、その解決策までご提案いただきありがとうございます。品質の安定、耐久性の向上が、類似製品と比較した際の優位性につながります。価格競争を回避した営業戦略の立案にもつながる、付加価値の高いご対応でした。
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